敷地は八ヶ岳のふもとに位置する。東京や神奈川から避暑に訪れ、この地に別荘や週末住宅を求める人も多い。この建物もそのひとつで、黒い板張りの建物は森の中にもう何年も居座っているかのように静かにたたずむ。内部は自然素材、地域の杉、桧を新月伐採した材で構成されており、木製サッシをフルオープンすると南側デッキと杜や空へつながる。地域温暖化とはいえまだまだ、標高1200mの高地の冬は極寒であり、この建物は外断熱で構成されている。