素材へのこだわり:   スタジオ アンビエンテが考える
             自然素材を利用した「おいしい家とは」 ・・・


1. 自然素材
 戦後日本の住宅消費と経済をささえてきたものは作る側に都合がよく合理的な新建材 でした。それまでの自然素材から新建材に変わってしまったのです。
  新建材のなかには建築を飛躍的に合理化し著しく進歩させた優れたものもあります。
  私たち建築に携わるものも木材を原始的な素材だと思っていました。 建築の材料は一元的な評価のみで評価されてしまっていました。 強度・防火性能ですどちらも木材は性能が中位のものとして判断されてきました。
  しかし、それぞれの項目は中位ですが、総合的に評価すると実は高い評価 となります。吸湿性・断熱性などです。自然素材は他の自然素材と組み合わせる ことでさらに評価が上がります、トータルバランスのよい建材といえます。
  最近シックハウスの話題などとかく健康被害にならないための自然素材と考えがち ですが、自然素材の力はそれだけではありません、やわらかい杉板の床は振動を 和らげたりする体に優しい建材です。また、桧などは抗菌性があるといわれており、 自然素材の持つ力はまだまだ計り知れないものがあります。
  現在は工学優先の技術が評価され、生物学的な研究がすすんでいません自然素材は そういった生物学的解釈や研究が進むともっと評価されてきます。人類が作った物 と自然が創造した物と比較することはできません。
  『自然素材でおいしい家』はそんな自然素材の性能を生かし、自然と向き合って 出来上がった伝統的な技術と素材を現代の技術として再構築する、そんな家が 目指すおいしい家だと考えています。

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2. 木造住宅の素材 〜構造材・仕上材 
木材の流通と現状
建築は、他の商品を買うことと違い、無限の可能性があります。考える人、設計する人 により全く違う建物になります。簡単なプラン、建物に対する考え方を無料でご説明し ます。その後、設計契約します。

地域材を使う
自然の中に生きたものは、長い歳月を経てその地域の環境に合わせて 生き延びてきています。風土に合った何らかの仕組みが木の細胞に刻み こまれていると考えてよいでしょう。その地域の材は、その地域の湿度 や温度にあった素材を得ることができれば、呼吸をするのではないか。 呼吸をしなくても、狂いが少ないのでないかと考えられます。 しかし地域材を使いさえすればよいのかというとそうではありません。 外材に負けない品質管理された安定した材料の生産が必要です。 伝統的に行わている方法を現代の技術に取り込むことが必要です。 伝統的工法として新月伐採という方法があります。

新月伐採とは  〜月と生命との不思議な関係〜
新月とは
  月は29.5日で地球を周回する。月が太陽と同じ方向にあるため、 地球から見ると、太陽光が当たらず、真っ暗な影の側しか見えない状態。 陰暦で、月の第1日。この後少しずつ右側が大きくなり、 右半分が輝く「上限の月」を経て「満月の月」へ移行。 今度は、少しずつ右側が欠けて左半分が輝く「下限の月」を経て新月に戻る
新月の木の知識
  冬季の、満月が欠け始めてから新月に至るまでの約二週間に伐採された木を 『新月の木』、反対に新月から満月に向かう時期に伐採された木を『満月の木』 と総称している。この二週間の内、さらに適切な伐採時期が目下進行中の実験 から特定できると期待される。 『新月の木』の特性としてカビが生えにくい、虫がつきにくい、割れにくい等 があげられている。
(エルヴィン・トーマ著「木とつきあう知恵」より)
新月の木の知識
  ・ 第1は冬の新月直前に樹木を伐採すること
・ 第2は伐採時に樹木を谷側に倒し数ヶ月葉枯らしをすること

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3. 太陽エネルギーの利用方法
太陽の取り入れ方
太陽の利用の仕方として、もっとも単純な方法は直接日射を取り入れるダイレクトゲインです。ダイレクトゲインは冬期の直接日射を取り入れ室内を暖めます.太陽の日射は室内の湿度を飛ばし、室内の環境を整える働きがあります.ご存知のように、充分光を受けたふとんは殺菌されとても気持ちがよいです。室内も自然素材で構成されたものは調湿作用がある反面、湿気をすいこみます。太陽はそれを調整してくれるのです。
太陽のエネルギーは、冬の南側の壁面では1平方メートル当たり石油0.5Lのエネルギーに相当します。エネルギーだけをとる方法としては、太陽光発電や太陽熱温水器を利用する方法があります。太陽熱温水器は最近は真空式のものがあり、夏などは昼ころまでに沸騰するほどです。
太陽光は貯めることができませんが電力会社が買い取ってくれます。しかし、設備にイニシャルコストがかかりますので、コストを抑えることができれば・・・・
太陽熱は温水器を使って温水にする方法と、ダイレクトゲインで日中蓄熱量の多い素材に蓄熱する方法があります。蓄熱材料としては、質量の重いものが適しています。たとえば、コンクリートや石、もっと良いものは水。水はコンクリートの容積あたり2倍の熱容量があります。また、水は対流することで熱を伝えますので、日当たりがよいところで熱を受け伝達してゆくので、上手に計画することができれば効果的です。逆に夏に熱を貯めないようにする工夫も必要です。
太陽は夏に高度が高くなります。夏の日差しをさえぎることも考えておかなければなりません。また、夏は以外に、南面より西面や東面の日射量が多い為注意する必要があります。できるだけ、冬の日差しをたくさん入れるため、南面の開口をできるだけ取り、西や東は夏の風抜きと考えることがエネルギー面では有利です。しかし、周りの状況をよく考えそれ以外の要素も考慮しましょう。
太陽のエネルギーを考える場合方位も考えましょう。太陽光の差し込む方位を考えておかないと、太陽の光や熱を、入れたい季節に入らず、逆にいらない季節入ってしまいます、注意しましょう。